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GeoGebraコマンド辞典

GeoGebraの全コマンドを分かりやすく解説

arg( ) - 偏角

arg( <点> )

原点から点に延ばした半直線と、x軸とのなす角の大きさを、度数法による角度オブジェクトとして返す。

点を複素平面上の特定の複素数と見た場合の、当該複素数偏角の大きさを、度数法による角度オブジェクトとして返す、とも表現できる。

例1

f:id:usiblog:20170212131055p:plain

原点O、点Aを所与として、

arg(A)

は、線分OAとx軸とのなす角の大きさを、度数法による角度オブジェクトとして返す。

コメント1.1

Angle[A]やAngle[(1, 0), O, A]は、グラフィックスビュー上に表示することができるが、arg( <点> )はグラフィックスビューに表示することはできない。

 

例2

f:id:usiblog:20170212132746p:plain

原点O、複素数z_1:1+ sqrt(3) ίを所与とすれば、

arg(z_1)

は、z_1の偏角の大きさ60°を、度数法による角度オブジェクトとして返す。

コメント2.1

複素数も点オブジェクトとして扱われる。点をどのような座標系で定義するかは、点のプロパティから設定できる。

f:id:usiblog:20170212133306p:plain

コメント2.2

arg( <点> )は、グラフィックスビューに表示することはできない。別途オブジェクト

Angle[(1,0),O,z_1]

を作成することで表示できる。

 

arg( <ベクトル> )

ベクトルと、x軸とのなす角の大きさを、度数法による角度オブジェクトとして返す。

例1

f:id:usiblog:20170212134518p:plain

ベクトルu:Vector[( sqrt(3),1)]を所与とすれば、

arg(u)

は、uとx軸とのなす角30°を、度数法による角度オブジェクトとして返す。

コメント1

arg( <ベクトル> )は、グラフィックスビューに表示することはできない。別途オブジェクト

Angle[Vector[(1,0)],u]

を作成することで表示できる。

 

バージョン情報

5.0.327.0 - webapp (10 February 2017)