GeoGebraコマンド辞典

GeoGebraの全コマンドを分かりやすく解説

round( ) - 四捨五入

round( <数値> )

数値の小数第一位を四捨五入した結果の整数を返す。

例1

round(12.68)

は、小数第1位である6を四捨五入して、数値13を返す。

 

round( <数値>, <整数n> )

数値の小数第(n+1)位を四捨五入し、小数第n位までの値として返す。

nが0の場合は、小数第1位を四捨五入し、整数として返す。

nが負の整数の場合は、10^(-n-1)の位を四捨五入した値を返す。

例1

f:id:usiblog:20170213023307p:plain

a=1000*sqrt(5)とすると、aの真の値は2236.0679...であるところ、

round(a,1)

は、小数第2位を四捨五入した数値2236.1を返す。

round(a,0)

は、小数第1位を四捨五入した数値2236を返す。

round(a,-2)

は、10の位を四捨五入した数値2200を返す。

コメント1

「オプション」→「丸め」の設定は、あくまで表示上の設定であり、数値オブジェクトの値自体を四捨五入によって変更するものではない。

f:id:usiblog:20170213012850p:plain

例えば、上図のように「小数点以下3桁」と設定した状態で、数値a=sqrt(2)を定義すると、数式ビューにおけるaの値の表示は、下図のようになる。

f:id:usiblog:20170213013718p:plain

しかしながら、aの値は1.414ではなく、1.414213562373...という無理数である。

これに対して、

round(a)

または任意の整数nを所与とした場合の

round(a,n)

は、値自体が四捨五入されたものとなる。もっとも、これらの表示も、「オプション」→「丸め」の設定に従う。

なお、数式ビューの表示モードは複数あり、上図は「プリファレンス - 数式」→「数式ビューの表示」プルダウンメニューで「Definition & Value」を選択した場合の、数式ビューの表示である。

f:id:usiblog:20170213014009p:plain

 

バージョン情報

Version: 5.0.327.0-webapp (10 February 2017)