GeoGebraコマンド辞典

GeoGebraの全コマンドを分かりやすく解説

sqrt( ) - (正の)平方根

sqrt( <数値> )

数値の(正の)平方根を返す。すなわち、根号

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と同一の演算を行う。

数値は0以上である必要がある。

例1

sqrt(4)

は、数値2を返す。

sqrt(-1)

は定義されない。

コメント1.1

負の平方根は、

-sqrt( <数値> )

で求めることができる。

コメント1.2

CASでは、負の数値を指定しても計算することができる。

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sqrt( <複素数> )

複素数平方根を1つ返す。

例1

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複素数z_1=-3+4iに対して、

sqrt(z_1)

は、複素数1+2iを返す。

コメント1.1

複素数は点オブジェクトであるから、sqrt( <複素数> )も点オブジェクトとして作成される。

コメント1.2

z_1の平方根は、sqrt(z_1)以外にも、あと1つ存在する。それは、

-sqrt(z_1)

で求めることができる。

 

例2

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複素数z_3=-1+0iに対して、

sqrt(z_3)

は、複素数0+iを返す。

コメント2.1

sqrt(-1)は定義されないから、-1の(正の)平方根を求めたい場合には、上記のように、-1を複素数-1+0iとして扱えばよい。

コメント2.2

CASでは、実部または虚部が0である場合、その実部または虚部を省略した形で表示される。例えば、CASでは、

sqrt(-1+0i)

は、0+iではなく、単にiと表示される。

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バージョン情報

Version: 5.0.328.0-webapp (12 February 2017)